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Art Gallery

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ルネ・ラリックのガラスの噴水

本物のアートが、
あなたの感性を出迎える。

美術館のロビー中央にあるのは、
かつてパリ・シャンゼリゼのショッピングアーケイドにあった
ルネ・ラリックのガラスの噴水。
伝統あるアートを受け継いだシンボリックで煌びやかな空間で、
これから出会うアートへの期待が否応なく高まってゆく。

宝石箱のような館で出会う、
美しいアートの名品たち。

エミール・ガレ 花器「フランスの薔薇」

作 者 : エミール・ガレ

作品名 : 花器「フランスの薔薇」

ガレの完成された技術を示す代表的な作例です。
豊かな色彩と素晴らしいカーヴィングにより、生き生きとしたものになっています。自然を写したレリーフ装飾は、この花器を彫刻作品のように見せています。

エミール・ガレ 花器「おたまじゃくし文」

作 者 : エミール・ガレ

作品名 : 花器「おたまじゃくし文」

ガレは、この花器を1889年のパリ万博に出展するために作りました。当時は彼の創作活動において重要な時期で、成熟しつつある創造力が反映された作品を発表するには、相応の評価が期待できる状況でした。生命の種子ともいえる、おたまじゃくしが、神秘の光に向かって泳いでいるように見えます。

ドーム兄弟 花器「西洋のかぼちゃ」

作 者 : ドーム兄弟

作品名 : 花器「西洋のかぼちゃ」

官能的で、肉感的でさえあるこの風変わりなこの作品は、アール・ヌーヴォーのデザインの本質を捉えた一例であり、ガラスによって実現可能な色彩の枠を広げようとしたドーム兄弟の、飽くなき探求を実証するものです。流れるように彫刻された左右非対称の外形は、自然から派生した着想を見事に例証しています。

エミール・ガレ 水差し「葡萄」

作 者 : エミール・ガレ

作品名 : 水差し「葡萄」

この作品は、ガレの作品制作における中心的なテーマである輪廻転生の象徴として「実のなる葡萄の木(grape vine)」をデザインモチーフとしています。彼の作品群の中でも稀に見る精巧な完成度を持つ作品です。

ルイス・C.ティファニー 18灯リリー・ランプ

作 者 : ルイス・C.ティファニー

作品名 : 18灯リリー・ランプ

1902年トリノで開催された国際博覧会で、グランプリを獲得した作品です。一連のリリー・ランプは、まさに水面から立ち上がる睡蓮が自然に生息する姿を表しています。

リヒャルト・ルクシュ ベートーヴェン・フリーズ展のためのニーチェの泉に設置された1対の石像

作 者 : リヒャルト・ルクシュ

作品名 : ベートーヴェン・フリーズ展のためのニーチェの泉に設置された1対の石像

リヒャルト・ルクシュは、19世紀後半から20世紀初頭に活躍したオーストリアの彫刻家、陶芸家、職人でした。1902年にウィーンで開催された「ベートーヴェン・フリーズ展」では、ルクシュを含めた4体のコンクリート製の立像によって構成され、現存するものはこの2体のみです。研ぎ澄まされた人体表現はクリムトの絵画にも呼応する人物像です。

チャールズ・レニー・マッキントッシュ ウイロー・ティールームのウイロー・パネル

作 者 : チャールズ・レニー・マッキントッシュ

作品名 : ウイロー・ティールームのウイロー・パネル

チャールズ・レニー・マッキントッシュは、19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したスコットランドの建築家、デザイナー、画家です。
グラスゴー美術学校、ウイロー・ティールーム、ヒル・ハウスなどの建築作品で知られています。

旧美術館から受け継いだ、
16世紀から20世紀にかけて世界中から収集されたガラス工芸品をはじめ、
アール・ヌーヴォー、アール・デコ、現代作家のガラス工芸品や、19世紀末の家具や照明器具などを展示。
エミール・ガレやルネ・ラリックの作品をはじめ、
館内にはアートの名品が惜しみなくちりばめられている。

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ガラスの煌めきに導かれ、アートの杜へ
迷い込む。

ガレの杜展示室1
〜アール・ヌーヴォー

展示室1 : ガレの杜 〜アール・ヌーヴォー

展示室1

ほの暗い空間に幻想的に浮かび上がるのは、「フランスの薔薇」をはじめとする
エミール・ガレの名作やアール・ヌーヴォーのガラス工芸の数々。
杜の中をさまよいながら、いくつもの印象的な出会いが生まれる。

展示室2 :うつろいの間

うつろいの間展示室2

刻一刻、光と音がうつろう幻想的な空間。
時間帯やその日の天候で変化する光の演出に、
さまざまな表情を見せるガラス作品。
訪れるたびに、まるで違う空間に迷い込んだように、
異なる顔をのぞかせる。